PS4の電源が入らない・起動しない故障の原因と対処方法まとめ
更新日:2020年09月18日
PS4は様々な機能が搭載されており、もはや家庭用ゲーム機の枠を超えた機器として大きな話題となっています。
多くの機能が搭載されていることもあり、少しの衝撃や扱い方が雑だたりすると、すぐに不具合が出るとの報告もあるのです。
いきなり故障、特に電源を入れても何ら起動しないといった、深刻なエラーが起きたらどうしたら良いのか分からずに焦ってしまいますよね。
そこでこの記事では、PS4の電源が入らないなどの故障が発生した際の対処法と、修理前にやるべきことについて紹介しています。
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1.PS4の電源が入らない故障が起こる原因
PS4の電源が入らないといった不具合が起こる原因は、どこに潜んでいるのでしょうか?
原因について様々なことが考えられますが、まず第一に疑うべきは「接触不良」です。
コンセントとPS4を繋ぐコードが、PS4の下敷きになっていたり、他の物に挟まっている状態が長く続くと、電源供給が上手くいかずに電源が入らないといった不具合が起きます。
またPS4の内部の冷ます冷却ファンが正常に作動しておらず、内部温度が上昇すると電源が強制的に切れる場合があります。
電源が切れたのですぐに付けようとしても、電源が入らないといった故障が起こる場合も…。
このように、電源が入らない故障が起こる原因は、PS4内部や電源コードなどたくさんあるのが現状です。
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2.PS4の電源が入らない故障が起きたときの対処法
PS4の電源が入らないなどの故障が起きた際、どんな対処法をすれば良いのでしょうか?
前章でも取り上げたように、故障の原因は多数考えられるので、可能性が高いところから原因を推定し対処法をまとめましたので確認してみてくださいね。
@PS4に電源が正常に供給されているか確かめる
最初に考えられるのが、電源が正常の供給されていないという原因です。
そのため、まずはPS4の電源ケーブルがOAタップ、分岐コネクタなどを用いてたこ足配線になっていないかを確かめましょう。
たこ足配線をしていると、電圧低下してしまい必要な電力をPS4へ供給できなくなってしまいます。
まずはPS4を何も接続していないコンセントに接続して、電源が入るかを確認してください。
古い家屋の場合は、コンセントの通常電圧が安定していないケースも考えられるので、エアコンなど高電圧の家電製品を使用していると、それだけで電源供給が不安定になります。
コンセントを触る場合は専門の資格を有している必要があるので、コンセントの電圧に関しては電気屋に相談するなどしましょう。
これらを改善しても電源が入らないのであれば、電圧に関しては問題ありません。
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A電源・HDMIケーブルが正常に接続されているかをチェックする
PS4に電源やHDMIケーブルが確実に、接続されていることを確認してください。
テレビを起動させ、入力選択にPS4が設定されているのかどうかも、併せて確かめてみましょう。
もしテレビに複数のHDMI端子が接続されている場合は、別の端子へと接続してみるか、あるいは別のテレビに接続してPS4の画面が映るかのチェックをします。
これらの確認をしている最中は、最低限以外の電子機器をコンセントに接続しないようにしてください。
B正常に電源が切れているかを確認する
PS4の電源ボタンを押しても、何の反応も示さない場合は、正常に電源が切れていることを確認してください。
電源が切れていたら、コンセントを抜き10分ほど待って、電源部分をリセットしてから再度コンセントを繋ぎます。
もしかしたら電源ボタンそのものが故障している可能性もあるので、PS4のコントローラーをUSB端子でPS4本体に接続し、「PSボタン」を押して電源が起動するかも確認しましょう。
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CPS4の周辺温度が異常値を示していないかを確認する
PS4はパソコンと何ら変わらないので、周辺温度に対してかなり敏感です。
PS4が最適に動くとされている、5〜35度の範囲を超えているのであれば、低温、あるいは高温になりすぎています。
できれば20度に近い環境を用意してあげると、電源が付くかもしれません。
急激な温度変化を与えると、PS4内部に結露が発生し故障する恐れがあるので要注意。
PS4は精密機器なので、多湿な環境にならないように十分注意しましょう。
Dセーフモードで故障が直るか確かめる
電源が付かない場合は、セーフモードで起動できるかを確かめてください。
電源が切れていることを確認したならば、PS4の電源ボタンを7秒ほど押し続けます。
「ピッ」と音がしたら、指を離して起動するのを待ちましょう。
セーフモードではまず、「画面解像度」を480pに変更して様子を見ます。
通常の起動ができなければ、「データベースを再構築する」を選択してみましょう。
これでも無理なら、「システムソフトウェアをアップデートする」を実施し、最新のソフトウェアのみを再インストールしてください。
それでも起動できなければ、すべてのデータが消えてしまいますが、「PS4を初期化する」を実施して確認します。
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3.PS4を故障で修理に出す前にバックアップをする方法
前章で故障に対する対処法をいくつか取り上げましたが、どれをやっても改善の見込みがなければ、修理を依頼しましょう。
修理を依頼する前に、内部データが消されてしまう恐れがあるのでバックアップを取っておく必要があります。
バックアップをするには、USBメモリをPS4本体に差し込みます。
次にPS4を起動して、「設定」を選択してください。
設定メニューが出てくるので、「アプリケーションセーブデータ管理」を選びましょう。
画面が切り替わるので、「本体ストレージのセーブデータ」を選択します。
「USBストレージ機器にコピーする」を、選びます。
HDD内に保存されているデータを、ひとつずつ選びましょう。
すると自動的にコピーが開始されるので、バックアップは完了となります。
これでデータが消去されても、バックアップがあるので安心です。
その後は、PSクリニックへ発送し、修理をしてもらいましょう。
まとめ
ここでは、PS4の電源が入らないなどの故障が発生した際の対処法と、修理前にやるべき事柄を取り上げました。
PS4は精密機器なので、ちょっとした出来事で故障する可能性が少なくありません。
特に電源関係の故障は、深刻な問題に直結しかねないので、電源が入らないなどの場合に考えられる原因や、対処法を理解し適切に行動しましょう。
こちらで出来ることを実施しても、故障が改善されなければ、修理を依頼するしかありません。
その際はデータのバックアップを忘れないようにしてくださいね。