PSVR用おすすめヘッドホンの選び方!音質向上で没入感アップ!
更新日:2020年05月29日
2016年10月に発売された、PSVRは「VR元年」と言われるほど画期的な商品として、全世界のユーザーを興奮の渦に巻き込んでいます。
今後は次々にVRに対応したゲームが登場すると言われていますから、人気は衰えることがないでしょう。
そんなPSVRですが、特別な装置を頭に装着し、クオリティの高い映像を映し出すことで臨場感を味わえます。
映像ばかりが注目されていますが、音響も非常に大事なので、ヘッドホンをどうしたら良いか悩んでいる人も多いでしょう。
そこでこの記事では、PSVRの臨場感が劇的に変化する最適なヘッドホンの選び方について紹介しています。
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1.PSVRに附属されるイヤホンの音質は…
PSVRを購入すると、ヘッドホンが附属品として付いてきます。
ですからPSVR用として別にヘッドホンを用意する必要はなく、すぐに楽しめるという利点があるのです。
このヘッドホンですが本体とセット価格になっているので、予算をそこまでかけられないと考えられます。
ですから定価はおよそ2000〜4000円程度だと推測されますが、それでもイヤホンとしては安物の部類ではありませんよね。
附属されているヘッドホンは、インイヤータイプのもので右耳のほうが、左耳よりも長いU字タイプです。
VRは映像に重点が置かれがちですが、音響はリアリティを増し加える意味で非常に重要なので、音質が気になります。
では附属のヘッドホンの音質は、いかがなものなのでしょうか?
こちら残念ながら、あまり良くないとの感想が多いです。
附属品としては、iPhoneのイヤホンのほうが数倍良いとの声も聞かれるぐらい。
低音は聞き取りにくく、シャリシャリといった雑音も聞こえてしまうのだとか。
ですから付属品でも問題なく使えるのですが、よりリアリティを追求するのであれば、音質の良いヘッドホンを購入するのが良い選択と言えそうです。
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2.PSVRの最適ヘッドホンかどうかを判断するポイント
附属品のヘッドホンではなく、PSVRをより臨場感溢れるものにしたい為に、別でヘッドホンを購入する人は増えています。
ではPSVRで使うヘッドホンは、どれぐらいの大きさがベストなのでしょうか?
PSVRは頭に器具を固定し、そこから映像を映し出す仕組みのため、ヘッドホンが大きすぎると干渉する恐れがあります。
特にPSVRはプラスチック製のヘッドバンドを、ダイヤル式で締めるような形になっているので、イヤーパッド径が大きいとそれだけヘッドバンドに干渉しちゃうのです。
ここで注目できるのが、ソニーがPSVRの公式体験会で用いていたソニー製の「MDR-ZX660」と呼ばれるヘッドホン。
公式で採用されているだけあり、イヤーパッド部分が小さく干渉することはありません。
またPS4向けのヘッドセットも紹介されており、様々な商品があるので一度確認してみてはいかがでしょうか。
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3.PSVRのヘッドホンは有線対応を選ぼう
PSVRは頭に専用の装置を取り付け、首を回転させながら臨場感ある映像を楽しむことができます。
ここで気になるのが、ヘッドホンのコードですよね。
首を回しているということは、ヘッドホンも一緒に動くのでコードが煩わしい動きをすると予想できるでしょう。
実際にコードが邪魔と感じる人は多いようで、ワイヤレスのヘッドホンは対応しているのか、疑問に感じるところです。
残念ながらPSVRはワイヤレスが使用できないので、有線接続されるヘッドホンを購入してください。
PSVRの3Dサウンドはリンクボックスからの出力となるので、ヘッドホンを有線としてリンクボックスに入力しなければ、正しく出力されないからです。
ソニーの会場などで利用されているのは、ワイヤレスヘッドホンですが、これらの商品は有線接続に対応しているので使用は可能。
ところが、Bluetooth接続ができるヘッドホンは、ワイヤレスですが有線接続ができないタイプも多いので、購入する際には確かめておきましょう。
PSVR専用ではなく、他でも用いたい場合にはワイヤレス・有線の両方が対応されているヘッドホンを購入するのが一番良い方法ですね。
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4.PSVRの最適なヘッドホンにサラウンド機能は必要!
臨場感のある音を追求するとき、必ず耳にするのが「サラウンド機能」です。
サラウンドというのは、3ch以上のチャンネルがある音声形態であり、一般的にチャンネル数が多いほうが音に迫力が加わり臨場感があります。
ではPSVRではサラウンド機能が付いていたほうが、より臨場感が得られるので最適なのでしょうか?
実はここが落とし穴で、PSVRに限ってはサラウンドが必ずしも必要ではありません。
PSVRでは「3Dオーディオプロセッシング」という機能により、3Dサラウンドが完成されています。
もしサラウンド機能が搭載されたヘッドホンだと、完成された3Dサラウンドを、さらにサラウンド機能で変換しちゃうので最適の音では無くなるのです。
PSVR側で作り上げた臨場感のある3Dサラウンドは、有線接続のヘッドホンでないと機能しないという点も把握しておきましょう。
音が外部に逃げないように、さらに外部からの雑音を遮断して没入感を高めるためにも、耳を全体的に包む密閉型のヘッドホンが推奨されています。
ちなみに、ボイスチャットで必須となるマイクはPSVR本体へ内臓されているため、特に考慮する必要はありませんよ。
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5.PSVRに最適なヘッドホンの選び方
さて、ここまで見てきたように、PSVRで臨場感をより楽しむためにはヘッドホン選びがとても大切です。
ここまでで取り上げた、PSVRに最適であると言えるヘッドホンの特徴をまとめておきましょう。
- イヤーパッドが小さい
- 無線接続ではなく、有線接続タイプ
- サラウンド機能は不必要
これに踏まえ、長時間ヘッドホンを装着してPSVRを楽しむことを想定するのであれば、「ケーブル長」が適度であり、ヘッドホンをつけたままでも、PSVRの着脱が容易にできるものが最適でしょう。
そこでPSVRに最適なヘッドホンとして、まさに「お手本」のような商品が、ソニー製品の「MDR-ZX660G」ですね。
先ほども少し取り上げましたが、PSVRの体験会場でも採用されているので、SONYがPSVRに「最適」との答えを出した商品なだけあり、どれを取っても問題ありません。
もちろんPSVRだけでなく、様々な場面でも使えるので検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ
ここでは、PSVRの臨場感が劇的に変化する最適なヘッドホンの選び方について見ていきました。
PSVRは附属品としてヘッドホンが付いていますが、音質は残念ながらあまり良くありません。
より臨場感を味わいたいならば、ヘッドホンを別に用意しておきましょう。
ヘッドホンは有線接続に対応して、サラウンド機能が付いておらず、さらに大きすぎないタイプのものを選ぶべきです。
長時間使用することも考慮に入れ、締め付けの強さにも注意を払ってくださいね。